時効の援用ができないケース

文責:弁護士 上田佳孝

最終更新日:2024年02月07日

1 消滅時効の援用とは

 消費者金融やクレジットカード会社からお金を借り、返済をしないまま5~10年経過すると、時効になります。

 時効が完成した場合、消費者金融やクレジット会社は請求をすることは、できなくなります。

 時間が経過し時効が成立したら、お金を返済する必要はないと思われる方も多いですが、援用という法律上正しい方法で主張する行為がなければ、支払義務は残ったままです。

 債務者(お金を借りた人)が債権者(消費者金融、クレジットカード者)に対して、「消滅時効が完成したので、支払いしません」と主張することで、借金は消滅します。

 ただし、主張をしても時効の援用ができない場合もあります。

 

2 時効に必要な期間が経過していない場合

 借金の消滅時効期間は、最後の取引から原則5年です。

 4年10か月で、消滅時効の援用を行っても、時効に達していないため、借金は消滅しません。

 債権者から届く督促のハガキに、最終借り入れ日や返済日が記載されている場合もあります。

 

3 借金があることを認めるような行為をした場合

 督促の連絡が届き、借入先に電話をし「〇〇円なら支払えます」など、回答してしまう方もいます。

 この場合、借金があり返済する意思を表示していることから、消滅時効の援用をしても借金は消えなくなる可能性が高いです。

 時効にかかっている可能性がある場合、督促の電話が来ても対応しないことをおすすめします。

 

4 訴訟を起こされている場合は要注意

 債権者は、返済が滞ると訴訟を起こす場合もあります。

 訴訟を起こされ、対応をせず、判決が出てしまった場合、消滅時効は、判決が確定した日から10年たつまで成立しなくなります。

 消滅時効に必要な期間を経過していても、訴訟を起こされる場合もありますが、判決が確定する前なら時効の援用ができるケースも多いので、裁判所から書類が届いた場合は、速やかに専門家へ相談しましょう。

 

5 まずはご相談を

 時効が完成している場合、消滅時効の援用を行い、今までの借金を0にすることができます。

 名古屋市周辺で、消滅時効の援用を検討されている方は、弁護士法人心へご相談ください。

 弁護士より、詳細なご説明をさせていただきます。

受付時間

平日 9時~21時、土日祝 9時~18時
夜間・土日祝の相談も対応します
(要予約)

所在地

〒453-0015
愛知県名古屋市中村区
椿町18-22
ロータスビル4F

0120-41-2403

お問合せ・アクセス・地図

消滅時効に関するご相談は弁護士へ

最後に借金の返済をしてから何年も経っており、債権者からの請求も5年以上前になるような場合には、消滅時効となっている可能性があります。
債権者に対して、すでに時効となっていると意思表示することで、これ以上返済をする必要がなくなる場合があります。
このように消滅時効となっているため返済しないと主張することを「時効の援用」といいますが、実際に時効の援用を行う際は様々な注意点があります。
例えば、ご自身は時効だと思っていても、実際には時効が更新されていて、まだ時効が完成していないというケースが考えられます。
そのような場合に時効の援用を行うと、かえって不利益を被ることにもなりかねません。
「すでに時効が来ているのではないか」「消滅時効の援用をしたい」とお考えの方は、まずは弁護士に相談し、本当に時効の援用ができそうかを確認した上で対応することをおすすめします。
時効の援用やどのような場合に消滅時効となるのか等について自分で調べてみたりしても、難しい言葉が並んでいてよく分からないという方もいらっしゃるかと思います。
当法人では、ご相談いただいた方に対して、できるだけ分かりやすくご説明することを心がけています。
実際に時効が成立しているのかどうかについても、お話をお伺いしたり資料を確信したりして判断した上で説明いたしますので、まずはお気軽に当法人にご相談ください。
多くの方がお気軽にご相談いただけるよう、当法人では時効に関するご相談は原則として無料とさせていただいております。
借金に関する案件を得意とする弁護士がお悩みをお伺いし、もし消滅時効となっていないという結果になっても、借金の問題を解決するための他の方法についてご提案させていただきます。
適切に手続きを行うことはもちろん、お気持ちの面でもご満足いただくことを目指して対応させていただきますので、消滅時効について弁護士に相談したいとお考えの名古屋の方は、どうぞ当法人までお問い合わせください。

お役立ちリンク

PageTop